こんにちは。
すっかり春めいてきましたね、、と思ったら
強烈な寒の戻りの日に、記事を編集しているAyumiです。
寒暖の差が強い春の日々ですが、皆さん体調やメンタルに不調はきたしていませんか?
色々と整えながら、このup downを乗り越えましょうね。

さて、今回は。
我が家にたくさんある”積読”の本の中から、やっと読み上げた一つ。

福岡伸一先生の ”動的平衡” 。

私が、とても興味あり参加している”動作学”を題材にした、オンラインサロンがあるのですが
その中で、大切にしている考え方の本の一つです。

どういうことかというと

分子的に見ると、数ヶ月前の自分と今の自分とでは全く異なっている。人間は絶え間なく高速に繰り返す運動の中で、辛うじて平衡な状態を保っている、分子の淀みにすぎない。シェーンハイマーはこれを、「動的な状態」と呼んだが、さらに均衡の重要性を強めるために筆者は「動的平衡」と訳す。

福岡伸一”動的平衡”

”人間は毎日、時間の経過と共に、自分を形づくっている細胞をどんどん入れ替えていて、胃や小腸、大腸などの細胞は、たった2、3日で入れ替わります。筋肉の細胞は2週間くらいで約半数が入れ替わっています。(略) 1年もすれば、あなたを形づくっていた細胞は、あなたの中からほとんどなくなってしまいます。(略)長続きするために(略)大事なのは、部分的に壊して入れ替えながら、変化し続けられるようにしておくことです。あらかじめ壊すことを念頭に置いて、始めからゆるく、やわらかくつくっておく。生命の姿からは、私たちが抱える社会課題へのヒントももらえるはずです。”

福岡伸一 動的平衡

そうなのです。
皮膚の”ターンオーバー”と聞くように、細胞は、どんどん生まれ変わっています。
ほぼ一つとしてなく、”生まれた時からずっと同じ”細胞などないのです。
(数値には、諸説ありますが、色々なところで言われている数値で、2022年1月現在 多数扱われている数値を採用)

•骨=約3ヶ月。3-6%は常にリモデリングが起きている 
•皮膚= 約30日前後(〜3ヶ月) 
•筋肉= 約1ヶ月で60%、遅い細胞は1年かけて 
•胃粘膜=約3〜5日で全て 
•肝臓=1ヶ月で96%。遅い細胞は200日かけて 
•血液=100−120日

なので ”ずっと付き合っていく身体だから” と言われますが
ずっと付き合っていくものは、、はほぼないのです。
膝の半月板も、ただ”すり減る”のではなく、短期間であれば厚みが回復する(長距離ランナーのデータで)という論文が出ていました。。 (すみません、確かに読んだのですが見(わかりやすかったので、フジッコさんのサイトをお借りします→ https://www.fujicco.co.jp/corp/rd/isoflavone/section2/04.html)
”栄養が大事”というのは、この壊された細胞を、”食べたもの”を材料として作り直してくれて、身体は出来上がっているので、これをおろそかにすると、、、。さて、どうなるのでしょうね。
なんだか、色々エラーが起こりそうな気がしませんか?

身体が、何にどう反応して
どういう未来につながるか、は
はっきりとは、わかりませんが。
今、どういう選択をするか、どんな経験をするか、によって、方向は決まってきそうですよね。

”変わらない”と決めていること、これはその”意志”を”選択”をしているだけ。
これは、前回のブログでもお伝えしていますね。
意志に反して、知らぬところで 体はどんどん”変化”しています。
”以前のように戻りたい”時々耳にする言葉ですが
常に状況は変わっていて。生きていると、色々な出来事に出会っているので。
”以前と同じに戻る” は、どこの世界に行っても、きっと多分
できないのでしょうね。

とすると、
皆さんは、どんな”少し先” ”明日” ”未来” を希望して
そのために、どんな”選択”をしましょうか。

当サロンでは、身体を通して、生活や人生が、より快適になる”コツ”をお伝えしています。
自分の場合は、どうしたら良いのだろう?と思った方、お気軽にお問合せください。
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